税金の仕組みは難しい!? |
07/12/09 |
固定資産税・・・・・土地や家屋などに対して、市町村が課税する地方税。毎年1月1日現在、「固定資産を所有している人」に課税。
先日、アパートの事業計画書を作成した人から、固定資産税について質問を受けました。
私は、税理士の資格は持っていないので具体的な説明はできないのですが、一般的な内容を説明しました。
説明をしていると聞いている人は、「なぜ、税金の制度ってわかりにくいの?」と言われました。
確かに、固定資産税でいえば、「固定資産課税台帳の縦覧制度」などというものがあることを知っている人はどれだけいるのでしょうか?
その人からの質問は、
「駐車場として貸している土地の固定資産税とアパートを建てた後の固定資産税はどれくらい違うの?」
「駐車場で貸していると固定資産税はただの土地より高いの?」というものでした。
固定資産税は、課税標準(固定資産税評価額)x1.4%で計算されます。
仮に、固定資産税評価額が1,000万円の土地ならば、年間14万円の固定資産税が課せられます。
駐車場で貸しているかどうか?ということが関係するのかわかりませんが、一般的に土間コンクリートが敷設してあったり、アスファルトが敷設してあると固定資産税評価額は高くなると言われます。(これは、不確定なので今度、知り合いの不動産鑑定士に聞いてみようと思っています。)
詳しく知りたい時は、市町村役場へ行き、固定資産課税台帳を有料で閲覧して自分の土地の固定資産税評価額をしらべて隣の土地を所有している人に、「あなたの固定資産税評価額はいくらですか?」と聞き、比べます。または、4月1日~4月20日に市町村役場に行き、土地価格等縦覧台帳(比較できるように周辺の価格が載っている台帳)を見てきます。
隣の土地がアスファルトを敷設していなければ、差額でわかります。(差額が無ければ関係ないということです。)
住宅用地であれば、自宅用でも貸家用でも課税標準が軽減されます。
アパートを建築した場合、戸数x200㎡まで1/6になります。
アパートの建物の固定資産税が増えますが、固定資産税評価額が高い土地では、更地で固定資産税を支払うよりもアパートなどの住宅を建築した場合、固定資産税の総額は低くなります。
仮に、路線価が㎡10万円の土地を500㎡所有していた場合
固定資産税評価額は、路線価の約90%として、
10万円x500㎡x0.9 = 4,500万円
固定資産税は、
4,500万円x1.4% = 63万円
です。アパートを3,500万円で1棟6室のものを建築した場合
固定資産税の課税標準額は、1,200㎡まで1/6になるので、
4,500万円/6 = 750万円
固定資産税は、
750万円x1.4% = 10万5千円
です。アパートの建物の固定資産税評価額を建築費の5割と仮定すると
3,500万円x0.6 = 1,750万円
固定資産税は、
1,750万円x1.4% = 24万5千円
です。合わせると、35万円です。
(※平成20年3月31日までに新築された住宅には税額軽減の特例がありますが、計算では考慮しませんでした。)
年間の固定資産税が、低くなった分、アパート事業としての利益は上がります。
ということを電話で話しました。「難しいですね~。」という感想でした。
もう一つ、最近ガソリンの価格が急騰していますよね。近くのセルフのスタンドで1リットル155円です。
そのうち、ガソリン税は53.8円です。高いということは知っていましたが、この税額も田中角栄氏が総理大臣のときに日本列島に道路を整備して経済を発展させなければならないと暫定的に倍額にしているものなんです。本当は、28円なんだそうです。仮に1リットル25円安くなれば店頭価格は、130円~135円くらいになるんでしょうね。今まで知りませんでした。
そうゆう一方で、株式の配当及び譲渡益の軽減措置は延長されるみたいですね。通常、預金の利息と同様に20%なのですが、今は10%になっています。
ガソリン代は、経費で落とせるけど、株式の譲渡益&配当益は分離課税なので損益通算できないからなんですかね。
サラリーマンの方は、年末調整の時期ですね。源泉徴収して年末調整で所得税の申告・納税が終わるので、所得税の仕組みを理解している方も少ないのではないかなと思います。自分もサラリーマンのときは全然わかりませんでした。
税金の仕組みは、分かりにくくしてあり、どこで税金を支払っているのか実感できないようになっているのかもしれませんね。そう考えると、消費税が一番単純でわかりやすい税金だと思いました。

