暖房機器を考える |
07/12/15 |
現在 打ち合わせ中のリフォームの現場で「薪ストーブを設置したい」という要望が挙がっています。
暖房機を考えてみると、エアコン・ストーブ・ファンヒーター・コタツ・床暖房・蓄熱式暖房機などがあり、その中でも燃料を何にするかで、灯油・ガス・電気・薪・ペレットなどに分かれます。
通常 富山の住宅では、エアコン又は灯油ファンヒーターが暖房の主役です。
一昔前は、床暖房が流行りましたが、今はオール電化住宅で蓄熱式暖房機を設置する家が多いのではないでしょうか。
我家でも、灯油ボイラー式の床暖房を設置しました。設置当時は灯油の価格が1リットル40円ほどでしたので月の使用量は約200リットル8000円ほどでした。今は灯油の価格も上がり1リットル100円ですので使用すると1ヶ月20000円になってしまいますし、床暖房は暖まると本当に快適なのですが暖まるまでが時間がかかりすぎるので今は使っていません。朝7時に部屋を快適にしようとしたら、朝4時半ごろにタイマーをセットしなければなりませんでした。
最近はエアコンや蓄熱式暖房機といった電気でクリーンで安全なというイメージの暖房機を設置されます。灯油ファンヒーターは一酸化炭素中毒、ストーブは火傷といったイメージがありますので新築住宅ではあまり使用されないようになってきていると思います。
ただ、火を使って生活をされてきた方にはオール電化は少し物足りないような感じがあるのかもしれません。
セカンドライフを楽しむ上で”安全”ということは重要ですので、調理器はガスコンロではなくIHヒーターを使用することを望まれますが、どこかに”火”の暖かさを感じたいという欲求があるのではないでしょうか。
それが、薪ストーブという形で現れているのだと思います。
ただ、安全に快適に生活するのであれば、エアコンでの冷暖房をお勧めします。電気の供給はライフラインの中で一番安定していますし、何かトラブルがあっても迅速に対処してくれます。世間には電気屋さんが多く営業していますのでメンテナンスもすぐにしてもらえます。
その点、薪ストーブは、薪を確保するのが大変で燃えカスなどの掃除も大変、壊れた時の修理もすぐにしてもらえないということがあります。薪などは一シーズンで4tトラックに一杯分ほど使用するそうです。これだけの薪を置いておくスペースだけでも大変です。こうゆう理由で設置はしたがつかっていない人も多いそうです。
イメージで考えると、「冬の寒い日に家の真ん中に暖炉があって火がゆらいでいる。その周りに家族が集まっている。」というのはすばらしいです。私も嫌いではありません。
そこで、今回提案しようと考えているのが、ペレットストーブです。薪の代わりにペレットというものを燃やすことで煙や燃えカスが少ないのでメンテナンスも簡単であるといわれています。煙突を立てずにFF式で排気することも可能なので街中でも設置できるみたいです。ペレットの供給体制も整ってきているみたいなので地方自治体などもエコロジーを考えて設置するところがあります。
セカンドライフでこれからのことだけを考えれば、ペレットストーブのメンテや燃料の確保も大変なのですが、自分の欲求を満たして生活していかないと楽しくありません。
だたし、イメージだけで選ぶのは止めましょう。以外にコストもかかります。設置したけど使わないとなると後悔だけが残ります。(我家も床暖房の設置に120万円ほどかけてます。)生活スタイルに合った暖房機を選択しましょう。

